2024.4.13
今日は私が
本気で宝くじがあたると
信じた日の話を
書こうと思う。
あなたは
宝くじを買ったことが
ありますか？
私はこの日
今回の宝くじは絶対にあたると
確信していた。
しかも
5億円があたると確信していた。
当たる確率が
どれだけ低く
難しいということが
わかっていようが
どこかの誰かはあたるのだから
私が当たったとしても
おかしくはないという
結論に至ったのだ。
…たとえ、
買った枚数が5枚であろうと。
結果
全部外れた。
5枚とも外れた。
5等の300円も外れた。
ただでさえ
宝くじが外れて
落ち込んでいるというのに
親も兄弟も
どうでもいい話で
私に声をかけてくる。
私はそれどころではない。
とてつもなく落ち込んでいるのだ。
そもそも宝くじがあたると
確信した理由は3つある。
1つ目は、夢を見たのだ。
神社と数十匹のキツネがでてきて
神社にひきこまれるという夢だ。
朝起きて、
妙に体が神秘的な感じがしたのだ。
これは絶対に
宝くじがあたると
確信した。
2つ目は、
宝くじ売り場に
たまたまたどりついたのだ。
夢を見て起きた朝、
出かける予定があった。
友人と遊ぶのに
わざわざ宝くじ売り場を
探すのも悪いと思い
たまたま見つけたら
宝くじを買おうと決めていた。
まさかの初めて訪れた
出かけ先で
宝くじ売り場に遭遇したのだ。
３つめは、当選日の朝、
自宅のベランダにカラスが止まり、
粗相をしていったのだ。
母はものすごく怒っていたが
私は「運」がやってきた！
と思った。
その後は
まるでその出来事が
おこったかのように
日々を過ごすと
その出来事が本当におこるというような
引き寄せの法則…のようなものも
とりいれてみて
5億あたった時の使い道を
詳細に決め
税金はかかるのかなど
色々調べ
当たったつもりで
すごしていた。
が
当選日
私の持っているくじの
当選番号は
一つもなかった。
外れたのだ。
夢は何の意味もなかったし
カラスはうん〇を
していっただけだった。
くそぅ。
（うん〇だけに。やかましい。）
もう宝くじなんて、買わん。
…と思ったが、
実は前にも神秘的な夢を見て
宝くじを買ったことがあった。
その時も外れて
（5等はあたったかな…？）
たからくじなんて買わん！
と言っていたような気がする。
きっと私は
また神秘的な夢を見たら
こりずに宝くじを買うのだろう。
人間そう簡単には変わらない。
宝くじが外れて
かなり落ち込んでいたが
実はいいこともあった。
それは、生きる覚悟ができたのだ。
私は、できることなら
働きたくない。
あわよくば
宝くじが当たれば
働かないで
生きていけるのでは
ないか！！！
なんて夢を見ていた。
宝くじが外れた今、
結局は自分の力で
お金を稼ぎ
生きていかねばならないのだなと
覚悟ができた。
そして、
宝くじで5億を手に入れる人生より
手に入らなかった人生の方が
素晴らしいものを
手にできるのではないかという
気がしてならない。
決して負け惜しみではない、
もう一度言うが負け惜しみではない。
（負け惜しみである。）
後は、少し前、
自分がやりたいことも
何がしたいのかも
わからず
憂鬱な日々を過ごしていた。
しかし、
宝くじを買ってからは
やりたいことが
でてきたのだ。
それは、
レーシックと
医療脱毛だ。
しょうもないという声が聞こえたが
聞こえないふりをしよう。
私は、使えるお金があれば
旅行に行きたいとか
洋服がほしいとか
そういうことではなく
レーシックと医療脱毛が
したかったのか
と驚いた。
後、働かずに生きていきたい。
（わかったよ）
自己啓発本などの
やりたいことの探し方で
”もし今、お金や時間に
制限がなかったら
なにをしたいですか？”
という質問がある。
でも、現実には
お金も時間もないのだからと
全然想像ができなかった。
むなしいだけじゃないか。
しかし、宝くじで
5億があたったらという
ゼロではない可能性と
お金の金額が決まっていて
１００年歳まで
生きると仮定したとき
私はリアルに何がしたいのかを
リアルに想像できたのだ。
もし、今、何をやりたいのか
何をしたいのか
わからない人がいるのであれば
騙されたと思って
宝くじを買うことをお勧めしたい。
たとえ、一枚でもいいのだ。
もしかしたら
あたるかもしれないという希望で
その後の生活を想像することに
意味がある。
それに、当たる確率は低いけれど
外れる確率も０ではないのだから。
…おしまい。
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